【体験記】僕が留学を決めたきっかけ【その2】

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新学期が始まり中学3年生を迎えた僕は、春休みの一件はとりあえず忘れてみようと思いました。父もあれから特に留学の話をしてこなかったので、まあ、このままフェードアウトになればと思っていました。

カナダ行き決定

当時テニス部だった僕は、7月の地区予選を最後に部活を引退しました。周りの同級生たち同様、これからは受験勉強モード!と図書館に通おうとしたその日に、突然父に呼び止められました。待っていたのはもちろん「留学」の件でした。

父の考えによると、当時日本の教育システムは詰め込み式の受験用勉強で将来の役に立たないので、主体性を育むカナダの教育システムがこれからの日本人にも必要になってくるとのことでした。正直言ってる意味の半分も理解出来ていませんでしたが、極力父を怒らせないようにNOの方向に持っていくことで必死でした。

2学期が始まって周りが本格的な受験シーズンに入った時、我が家では家族会議が開かれ、僕の進学について議論されました。絶対的なイニシアティブを持っていた父に対して、母親や祖父祖母も猛烈に反対していましたが、2時間に渡る戦いの中を制したのは言うまでもなく父でした。

ほとんど発言しなかった僕は、心の中で「ドナドナ」を歌いながら泣いていました。もう、マジ、号泣です、嫌すぎて。

こうして、9月を境に僕は同級生と違う道を歩みことになりました。

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