【体験記】友達100人できるかな?探り探りだったカナダの高校1年目

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5ヶ月間の語学学校も無事に(?)終了し、迎えた1996年9月、ついに現地の高校に入学することになりました。

ビクトリアの進学校

選んだ高校は、ビクトリアの私立校で、語学学校在学中に一度面接とペーパーテストを受けに行き、見事合格することができました。(日本の高校受験と違い、形式上の簡単な試験なので多分誰も受かる模様 笑)

Glenlyon Norfolk School(通称GNS)は、ビクトリア市内のOak Bayある学校で、幼稚園から高等学校まで一貫した進学校として知られています。欧米の高校は、私服で通学するところが多いのですが、この学校は全校生徒ブレザー指定だったので、ビバリーヒルズ高校白書のようなノリは一切ありませんでした(笑)

ちなみに、姉妹校として世田谷学園があり、国際交流プログラムの一環として、毎年交換留学生がキャンパスに訪れていました。

BC州では、と言うかカナダでは公立校と比べると私立校の数が圧倒的に少なく、一部の私立校では留学生の受け入れ基準が厳しいところもあるそうですが、そういう意味でGNSは比較的外部との交流が多い学校だったのかなと言う気がします。
進学校らしく、ディベートクラブスポーツにも力を入れ、文武両道のエリートを育成するような学校でしたが、僕はどちらかと言うと終始、中の下くらいを彷徨っていたので、校風にあるようなエリート感は皆無でした。

会話がかみ合わずに困惑した日々

10年生から入学したのですが、最初から全てネイティブと同じ授業を受けられるはずもなく、最初の年はESLのクラスを中心に、留学生のみで受ける授業を受講しながら、数学や美術、体育などの語学力をあまり試されないクラスについてはネイティブ達と一緒に受講していました。

語学学校の時は、カナダ人の先生もゆっくり話してくれたりして少しは理解できたりしたけど、現地の高校生は基本的にそんなのお構いなしなので、話すスピードや、スラング交じりの英語などをまくし立ててくる子もいました。
もちろん、向こうとしてはフレンドリーに外国人に話しかけて友達になろうと思ってくれているんですが、こっちとしては、毎回テンパりが止まりません。向こうが一方的に話してくれる時は、分からなくてもスマイルしながら相槌を打ってやり過ごせたりするのですが、3回に1回くらい質問してきたりするので気が抜けません(笑)

カナダ人「~が、~で、~したんだよ。」
僕「へぇ(スマイルで)」
カナダ人「そしたら~が、~と、~になっちゃってさ。」
僕「おおー(びっくり&スマイル)」
カナダ人「そんなことがあったんだよ。こういうの日本でもあるのかい?」
僕「ははは(めっちゃスマイル)」
カナダ人「…」

みたいなね。

このパターンは、最初の半年よく陥ってました。きちんと分からないなら聞き返すのがベストですが、友達のすべらない話を聞き返すほど野暮な真似はしたくないと言う謎の気遣いがあったのか、面倒だったのか、そういった努力を怠っていた留学当初のわたくしでした。

何かと物珍しがられる日本人

今ほどグローバルと騒がれていなかった90年代半ば、カナダの片田舎に住む高校生にとって、外国の物は結構珍しかったと思います。
例えば、ウォークマン
当時Sony全盛の日本では、スタイリッシュなカセットウォークマンやCDウォークマンが流行っていたので、日本ではごく普通のウォークマンでもカナダ人にしたら「こんなスリムでカッコいいウォークマンはどこに売ってるんだ!?」って毎回驚かれていました。

それいつのモデルなの?って思ってしまうくらい古いウォークマンしか出回ってなかった当時のカナダ。街でグラサンかけてカッコよくお茶してるお兄さんお姉さんもこのウォークマンを使っている光景にカルチャーショックを受けました。

でも、相手が物珍しがってくれることで、日本のことを説明しようと頑張ってみたり、相手の国の事情を聞いてみたりすることが、仲良くなるキッカケにもなってくれたりするので、これも1つの文化交流なのかなと今は思います。

挨拶の重要性は万国共通

留学生全般に言えることですが、異国の地で友達を作るのって最初は大変だったりします。言葉が通じないハンデがある以上、みんながみんな、話しかけてきてくれるわけではありません。経験上、半分くらいは上記でも述べたように物珍しがって話しかけてきてくれる人や、単純にフレンドリーな人で、もう半分は、率先しては話しかけてこない人です。会話がスムーズに進まないと分かっている相手と、敢えて話す必要もないって思う人だっていますからね。

受け身だけではどうにもならないときには、やはり少し勇気を出して、挨拶してみるところから始めるのがベストなのかなと思います。
クラスメートとすれ違ったときに「Hi.」と挨拶してみたり、帰り際に知ってる顔を見つけたら「See you tomorrow.」と言ってみたり。些細なことですが、これを続けていくことで、向こうからも挨拶されるようになったりして、コミュニケーションが生まれやすい環境を作っていくことができます。
実際に、僕も些細な会話から共通の趣味があることが分かり、すぐに仲良くなれたカナダ人の友達もいました。

子供大人、日本人外国人に関係なく、友達作りの基本中の基本ですが、意外と最初は躊躇してしまいがちな挨拶。使える語彙に限りがある最初だからこそ、全力の挨拶は効果的だと思います。

こうして、高校生活に慣れながら探り探りの1年目が終わっていくのでした。

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