【体験記】ホームレスになっちゃった。カナダ留学で起きた家なき子事件

戸惑いながらも無事にカナダでの高校1年目を終えた僕も、気がつけばカナダでの生活が1年を過ぎ、徐々に留学生っぽい感じになってきていました。
しかし、2年生になる前に、とんでもないトラブルが起きちゃいました。

留学経験者なら分かるかもしれませんが、例のホームステイ先でのトラブルです。
今回は、カナダ留学で起きたホームステイ先でのトラブルについてご紹介します。これから留学される予定の方や、最近留学生活を始められた方の参考になれば幸いです。

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閉鎖的だった1年目

語学学校の時にお世話になっていたホームステイ先とお別れし、同じ高校に通う女の子が住む家にお世話になることになった僕は、期待と不安をよせながら、新生活に乗り出しました。

語学学校時代のホームステイでは、子供がいなかったので、ホストパパ、ママと僕だけと言う構成で暮らしていましたが、高校からお世話になった先では、同年代の娘さんや大学生のお兄さんがいたので、最初は楽しみでしたが、意外な落とし穴が。

食事は必ずみんなでとるお宅だったので、食事時は家族団らんの会話が行われるのですが、子供は英語がままならない僕に気を遣うことなく、ノーマルスピードでガンガン話すので、ほとんど内容が分からずの毎日。
以前のお宅では、僕に分かるように対外国人向けのスピードで話してくれていたので、何となく英語が理解できる気になってしまっていた僕にとっては現実を思い知らされる羽目に...
もちろん、今思えば、ここで分からないことはハッキリと聞いたり、積極的に話しかけたりする努力が必要だったのですが、当時はネガティブ思考が止まらず、次第に家では閉鎖的になっていってしまいました。

そうすると、始めは、色々興味を示してくれたホストファミリーも、次第に僕への関心が薄れ、食事での会話はほぼ皆無になり、週末のお出かけも誘われなくなり、学期が終わる頃にはほぼ無言状態に(笑)

あまり家族と関わることを避けて、始めたばかりのギターに夢中になったり、友人たちと出歩いてばかりいたので、結果的に言うとコミュニケーションをはかろうと努力しなかった僕のせいなんでしょうけど、これらの態度が思わぬ事態を引き起こすトリガーになってしまいました。

問題児としてのレッテルを貼られる

高校1年目が終わり、夏休みに入ったタイミングで、新しいホームステイ先に引っ越すことを決めた僕は、学校に相談し、いくつか紹介されたお宅にお邪魔し、学校から一番近い場所にあるホームステイ先を選択しました。
そこは、シングルマザーと猫一匹のご家庭で、子供がいないお宅にステイしたい僕にとっては理想の家でした。

ステイ先が決まった夜、気まずかったけど、今いるホームステイの家族にもその旨を報告し、1ヶ月後には引っ越しという流れになりました。

心機一転、次のホームステイ先とは上手くやろうと心に誓い、荷造りをしていたある日、リビングに行くと、神妙な面持ちでホストママが誰かと電話で話しているを発見しました。階段の側から何気なくその会話を盗み聞きしていると、ホストママはこんなことを言っていました。

「あまり態度が良くない子なのよ...」
「週末は遅くまで帰ってこないし、食事が終わったらすぐに部屋に閉じこもって私たちと会話しないし...」
「コミュニケーションをとろうとする努力が全く見られないので、次のお宅でも同じような感じになるんじゃないか心配だわ...」

電話先の相手が誰なのかは、もう察しがついてしまいました。

そう、次の僕のホームステイ先のママに、僕の問題児ぶりを密告していたんですね。

自業自得だけど...それはちょっと酷じゃないか?と17歳の少年には映ってしまいました。
もうこうなってしまうと、次のお宅はニュートラルな気持ちで僕をウェルカムし辛くなるし、僕も気まずいし、新たな門出が前途多難です。

そして、色んな不安を抱えながら迎えた引っ越し当日、新しいホストママが迎えに来てくれて、向かった先は、僕が下見した場所とは全然違うアパートの一室でした。

ん?おや?ここなのか?

疑問を残しつつも、荷物を部屋に運び終え、一段落しているところにホストママから一言

「私の自宅は、夏の間ペンキの塗り替え作業が入るから、一時的に息子のアパートに仮住まいしてるの。ワンベッドルームだから、あなたがくつろげる空間は確保できそうにないんだけど、それでもいいかしら?」

は?何この展開?事前に何も教えてくれなかったじゃん。もしや、遠回しにお払い箱にしたいのか?と思ったら、急に腹が立ってきて、思わず、

「オッケー、じゃあ、いいよ、出ていくから」と啖呵を切って、財布とパスポートだけ持ってアパートを飛び出してしまいました。

相性がとにかく大事

苛立ちながらダウンタウンの中心街まで歩き続けて、ふと思いました。

俺、ホームレスになっちゃった...

冷静になってくると、急に不安が襲ってきて、どうすることも出来ないので、とりあえず語学学校でお世話になった日本人の方に連絡を取り事情を説明して、その晩はその方の自宅に泊まらせてもらうことに。

翌日、学校側にも事情を説明し、学校からそのホストへ連絡を取り、アパートに置きっぱなしの荷物を学校に届けてもらう手配をしてもらったのですが、いざ学校に引き取りにいってみると、ごみ袋に雑にまとめられた我が所持品たち。

さすがに泣きそうになりました。

こうした一連の問題もあったことで、全く見ず知らずのお宅に住むことに抵抗を感じてしまった僕は、結局、語学学校の時にお世話になったホームステイ先に出戻りし、そこから卒業までの2年間、そこで暮らすことになりました。
この時、助けてくれた仲間たちには本当に足を向けて寝られないくらい感謝しています。

いくら治安が良いビクトリアとは言え、お金も経験値もない未成年外国人が一瞬でも住まいを無くすって、今考えると、なかなかスリリングな体験でした。

こんなことが起きてしまったのも、元はと言えば、僕の反抗的な態度と、コミュニケーション不足が原因ですが、ホームステイってやっぱり相性だと思います。

ある人にとっては最高のホストファミリーでも、自分にとっては水と油くらい反発し合ってしまうこともあります。

もちろん、言葉にハンデがあるのは分かりきったことなので、それを踏まえて会話しようとする前向きな姿勢を見せれば、意思疎通が上手くいかずとも親身になってくれるホストはたくさんいると思います。でも、ホストも人間なので、性格的に合わない人に対しては多少態度に表れます。

こうしたズレがあると、建設的な人間関係を構築するのって難しいですよね。ここで無理してまでそこに居続ける義務は留学生にはないので、少し我慢して嫌なら引っ越すで僕は良いと思います。

でも、ここで大事なのは、問題を抱えていることをしっかり相手に伝えることなのかなと思います。当時の僕は、不満をシェアすることすらも放棄してしまったことで、泥仕合のような事態を招いてしまいました。

この一件が、自分自身の悪い部分を見直すキッカケになり、また、コミュニケーションの大切さを学ぶ良い機会となりました。

多少高い授業料だったけど、これをティーンの内に経験できたのは貴重でした。

反面教師のお手本のようなお話ですが、どこかの誰かのお役に立てれば幸いです。

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2017.08.07
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